
症例報告:60代男性の坐骨神経痛(梨状筋症候群)
症状
60代男性の方で、日常生活の座る・立つ・動く動作や安静時にも左殿部から左足にかけて痛みと痺れがありました。
仰向けに寝ると痛みが強く、足を曲げる姿勢や横向きでないと楽にならない状態でした。
検査
症状の分布から坐骨神経痛を疑い、腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症のテストを行いましたが陰性。
一方で、梨状筋を圧迫・牽引した際に痛みが増強し、股関節の内旋でも症状が出たため、梨状筋症候群と判断しました。
治療
殿部の柔軟性が低く、筋肉の緊張により神経に負担がかかっていたため、
– 梨状筋やハムストリングスを中心にアプローチ
– 神経の走行を整える施術
– 姿勢・バランスを改善し腰への負担を軽減
を行いました。
施術ペースは、
初期:週2回 → 改善後:週1回 → 安定期:2週に1回
と進め、3ヶ月で痛みや痺れは解消し、日常生活に支障なく過ごせるようになりました。
まとめ
坐骨神経痛には様々な原因がありますが、梨状筋症候群は整体で比較的改善しやすい症状です。
当院では、ヘルニアや狭窄症が原因の坐骨神経痛の方も多く改善しています。
坐骨神経痛でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。